デジタル画像とは?

デジタル画像の基礎

そもそもデジタル画像・デジカメ画像とは

デジタル画像の基本の基本です。少々とっつきにくいでしょうがおおまかに理解してください。

ビットマップ画像がすべての基本的な考え方

ビットマップ画像、数値化

一般的なデジタル画像データ形式の一つです。元々、PCのモニターが白黒の時代に決められた規格です。正式名称「Microsoft Windows Bitmap Image」、が示すようにMicrosoftが設定しました。

デジタル画像は画素で構成されている

ビットマップ画像は画素という色の付いた点(矩形≒正方形)で構成されています。ドット絵を連想してもらうとわかりやすいでしょう。

画素はピクセルという言い方や、ドットとかの言い方をします。この点々を、やや乱暴に言えばピクセルは色の情報を持った画素、ドットは解像度を表すときに使う物理的な点のことと理解してもらえばよいでしょう。

スマートフォンやデジカメの性能表に、1,200万画素とか2400万画素とか書いてあります。
より詳しく言うとiPhoneのカメラは 4032px×3024px=12,192,768画素です。(6S以降)これを端折って1200万画素と表現しています。つまり長辺4032個の画素と短辺3024個の画素で1枚の写真を構成しているわけです。

50ドット×50ドットの画像 は、あえてドットの区切りに線を引いて分かりやすくした物です。実際のデジタル画像に区切り線はありません。

画素の中身を理解する

デジタル画像を語る時、よく出て来る解像度はここでは置いておきピクセルのことを理解しましょう。ピクセルは前出の 50ドット×50ドットの画像 の一つのセル=ドット=ピクセルになります。ピクセルは画像を表現するための最小単位です。階調(グラデーション)の情報と、色の情報を持ってます。(白黒画像の1種、グレースケール画像はカラー情報は持っていません。)

ピクセル(カラー画像)は8ビットが最小のブロック

コンピューター上で処理している情報を数値化したものの最小単位がビット「bit」です。2進法と言うのは聞かれたことはあると思います。全ての計算を0か1で行う計算方法です。 ビット「bit」も2進法の単位です。(1ピクセルが1ビットと勘違いしないでください)

1bit=0か1です。つまり白か黒かの諧調を表せます。コンピューター上では8ビット(bit)=1バイト(Byte)と規定されており、8ビット(bit)は256通りの情報・256の諧調を表せます。

カラー画像は赤R、緑G 青Bの三原色で表わされますから1画素(1ピクセル)は8bit×3=24bitの情報を持ちます。256の3乗で16,777,216色≒約1677万色の表現が出来るわけです。(この辺はおおまかに理解すればOKです)